自然栽培新高梨

こんにちは!ナチュラルスタイルの井田です。

9月に入って朝晩が少し涼しくなってきましたね。

今回は高塚さんの無農薬新高梨(にいたか)の状況をご報告します。

出荷量が激減している新高梨

近年、夏の高温により新高に「ヤケ」が発生し、高塚さんの新高の出荷量は5年前の1/10に激減しています。

今後の栽培を諦めていた高塚さんですが、生育を調べてみると、昨今の夏の高温に応じて新高梨のサイズも糖度も早く進んでいることが分かりました。

従来10月以降だった収穫が今では9月中旬に早まっており、梨が気候に適応しようとしていることが分かったのです。

無農薬だからこそ梨の樹が持つ本来の力が発揮されてきているではと感じています。

今年は積算温度4000度を基準に「新高B品」として出荷し、糖度計で選別した通常の新高梨もお届けします。

農薬を使わないことで梨園に住む生物達が守ってきた梨を味わっていただけたらと思います。

荒尾梨-梨栽培歴40年以上の高塚成生の梨