自然栽培の世界にいると
自分の生き方として
自然体で生きることはテーマの一つです。
そこで
どうしても心が関わってきます。
誰しも生きていると
心が乱されることが起こるかと思いますが
そのような時でも
心が乱れないようにするにはどうするのか。
私は
「息」が関係していると考えています。
「息」の漢字は、「自らの心」と書いていますね。
今週末に長野県に行って
息や呼吸を勉強しに行こうと思っています。
ところで
皆さんは今週の天気図を見ていますでしょうか?
台風12号はそれてくれましたが
台風14号が週末に九州にくる予定です。
果たして、
今週末に長野県に行って、帰って来れるのか
もう心は乱れまくっております。。。
さて、
今回は、無農薬に挑戦する梨栽培の
リアルな現場をお伝えしようと思います。
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▼無農薬に挑戦して目立ってきた害虫
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熊本県荒尾市で最大限農薬を使用せずに
梨を栽培する高塚さんのところに
毎週のように足を運んでいます。
毎年、
この梨園が見せる様相は異なっており
今年は「グンバイムシ」という虫が多く発生しました。
グンバイムシなんて聞いたことがないですよね。
私も初めて聞きました。
実際に見ると本当に相撲で使う軍配と似たような形の虫です。
どうやら高温少雨の条件の時に発生しやすいようです。
まさに今年がそんな年でした。
何故この虫が有名ではないのか?
それは、
このグンバイムシは小さい虫なので
一般栽培で農薬散布した際に
ほぼ壊滅できるから全く目立たないのですね。
しかし、
高塚さんは、梨の花が蕾の時に1回農薬を使用し
梨の花が咲いてから一切農薬を使用しないので
このような虫とも付き合っていく必要があります。
現場を見れば、見るほど
梨栽培において無農薬に挑戦するのは難しいと実感します。。。
よほどの想いがないと
挑戦し続けることはできませんね。
高塚さんの
このグンバイムシ対策は
多様な生物に溢れる梨園の環境作りです。
完全無農薬に挑戦している
梨栽培の現場を
下記の記事より垣間見て頂ければと思います。
※高塚さんに動画でお話もして頂きました。
記事はこちら!⇒梨栽培でのグンバイムシの被害|高塚成生の荒尾梨
https://kumamoto-natural-fruit