自然栽培農林22号

私は10年日記というものをつけています。

過去の今頃、
何をしていたのかを振り返れる日記です。

ちょうど去年の今頃
自分は激しいめまいに襲われ入院しました。

振り返ってみると
あの出来事で大きく仕事の方法や
日々の過ごし方、体の作り方が変わりました。

特に体に関しては
当時のメモで
「体を硬直させず緩めること」と書いてました。

書いた事は忘れていましたが
1年経って思い返してみると
一年間ずっと「体を力まず緩めて自然体で生きる」ことを意識してきてきました。

そういえば、
腰痛もなくなりましたね。

明日からは12月。
寒くなってくると体が硬直しやすくなるので
どうぞ体を温めて緩ませることを意識されて下さい。

さて
今回は、一般にあまり知られていない
自然栽培米「農林22号」のご案内です。

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▼「農林22号」をご存じでしょうか?
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今年は、昔の品種のお米を探して
九州や中国地方を回っていました。

熟練の自然栽培米農家さんの紹介で
山口県の自然栽培米農家さんを訪れました。

その方は、これからは若い世代に
自然栽培米作りを繋げていくと決めており
若い人達が主となり伝統的なお米を作っていました。

そのため
農家さんの顔写真も若い方が主になっています。

今回ご紹介する「農林22号」は
農家さんがこのお米を残したいと思い
作っているのですがネーミングがよくないですよね。

なんか単なる型番のように聞こえないですか?(笑)

でも
お米関係の仕事をする者は
農林22号と聞くと「おっ!」と驚きます。

お米の世界にいる人で
農林22号を知らない人はいないと思います。

なぜなら
あの日本の主流品種の歴史を変えた
コシヒカリの親だからです。

でも、
コシヒカリをイメージしてはいけません。

全く異なるのです。。。

農林22号の稲を見た時に
思わず「お~、この立ち姿ですか~」と声をあげました。

稲の背丈が高い。
これは昔のお米の特徴を残していますね。

そして食味は
あっさりとしてほのかな甘みです。
こちらもコシヒカリの要素を全く感じない。

今朝も農林22号を食べましたが
やはりあっさりした食味で
スーっと体に入ってくるのが分かります。

私はこれこういう感じのお米が好きですね。

皆さまが食べているお米は
ほとんどコシヒカリ系の品種だと思います。
(私達のお米を好む方は
コシヒカリ系以外のお米を食べている方が多いかもしれませんが)

農林22号は、
現代の主流品種コシヒカリの親ですが
全く違った味わいのお米になります。

普段コシヒカリ系のお米を食べている方は、
コシヒカリの親「農林22号」を食べてみて
いつものお米との違いを感じて食べて頂ければと思います。

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