まず有機栽培は、
無農薬でも無肥料でもありません。
・農薬面では
許されている天然由来の農薬があります。
・肥料面では
植物性、動物性の有機堆肥も認められています。
許可された資材ならば
「有機栽培」と言えるわけです。
なんせ幅が広い。
ある地域では、
家畜糞堆肥を多量に田畑にまきます。
当然、周囲の匂いがきついのです。
人間の五感センサーで違和感を覚ほどです。
これは不自然です。
でも、これも有機栽培です。
一方、
植物性堆肥のみを使用する
有機栽培農家さんもおられます。
環境にも優しく
江戸時代の栽培に近いです。
その地域の有機物を
その地域のみで循環させる体系ですね。
外部から
不自然な量の有機物は入ってきません。
このような有機栽培をされている方もおられます。
日本の有機栽培の比率は0.5%ほどだと言われています。
農林水産省は2050年までに
有機農業の農地を全体の25%に増やす目標を立てています。
筋田さんの願いは
まずは、有機栽培農家が増えることです。
(もちろん、自然に負荷を与えない有機栽培)
そして次に
自然栽培農家が増えていくことを願っています。
まずは、日本全体として
農薬を使用しないという方向に向かうと素敵ですね。
筋田さんの田んぼでは
父親の代から15年にわたり
無農薬・無肥料の自然栽培米作りを続けてきました。
筋田家の想いを伺う中で
「安全な未来を次の世代に手渡す」と仰っていました。
私たちそれぞれが
「未来の子ども達に何を残していくか」と考えると
より良い日本を残せていけそうですね。
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