熊本県では
現在、多くの地域で苗床作業をしています。
しかし、特殊な地域である南阿蘇では
今日は田植えをするので
今から撮影に行ってきます!
南阿蘇は、熊本県内でも温度が低い地域のため
9月収穫を目指して
田植え時期が一ヶ月ほど早いんですね。
とはいえ
今は、熊本全域で苗床作業真っ盛りです。
今回は、苗床作業はこんな感じと
見て頂くために
10日ほど前に手伝った苗床作業の風景を
早速、写真も入れて記事にしましたのでご覧下さい。
▼米農家さんにとって苗床作業とは?
苗床作業とは
お米の種籾を育苗箱に播種し、
その育苗箱を苗床に並べて、
1ヶ月ほど苗を育てる作業のことを言います。
「苗半作」と言われるように
この苗の出来が大きく収穫量に影響します。
そのため
米農家さんは
「この苗床作業が最も大事であり集中する」と言っています。
苗を育てるのは、
一年に一回この時期だけ。
失敗は許されないの懸かっているです。
生活が懸かっている分
緊張は私たちが予想するよりも大きいのです。
特に多くの品種を栽培している
米農家さんはこの苗床作業で種籾が混じらないように
かなり集中をしています。
種籾が混ざると
品種とは異なる味になるため
販売ができません。
これまで
うるち米ともち米が混ざってしまった農家さんがいて
それはもう大変で、全部撤収でした。。。
今回のインタビューした冨田さんは
6種類ものお米を栽培しているので
「非常に集中するし緊張する」と仰っていました。
▼苗床作業で氣を付けているポイント
冨田さんに苗床作業で
氣を付けているポイントを伺ったのですが
その一つが
「家族内で喧嘩をしない」
はてな?マークがつきませんか。
「苗床作業」と「家族内の喧嘩」どう関係するの?と
多くの方が思うかもしれません。
しかし
稲の苗とは、
人間でいうと赤ちゃんなのですね。
苗(赤ちゃん)の前では
自分の言葉や雰囲気を大事にしているということなのです。
苗を単なる物として扱っていたら
浮かんでこない発想ですよね。
苗床作業の風景等も写真に納めましたので
どうぞ下記より苗床作業を感じられて下さい。
【苗床作業で大事にしている2つのポイント】
https://shizen-kome.com/real-f