大柿自然栽培米の災害後の稲

こんにちは!ナチュラルスタイルの井田です。

3年前の7月、熊本県南の豪雨により球磨川が氾濫し人吉の大柿さんの田んぼは水害に遭いました。

しかし、10月にこの地区で大柿さんだけが収穫を迎える事ができました。

今回は、絶望的な状況が一転した出来事についてお話します。

50cmの奇跡ー稲の声を聞くー

球磨川の氾濫後も大柿さんの稲は生き残ったのですが、大きな問題があり、500mにも及ぶ用水路に土砂が堆積し、水路が断たれてしまったのです。

稲が水を欲しがっている声を聞いた大柿さんは、シャベル片手に土砂を取り除きに行きましたが、50cm掘った時点で大変過ぎて座り込んだそうです。

ところがこの時、大柿さんの様子を見た人から応援の輪が広がり、2日後には田んぼに水を流すことができました。

あと数日、田んぼに水がこなかったら収穫できなかったと言います。

大柿さんに当時の様子を動画でも伺いましたので下記の記事をぜひご覧ください。

50cmの奇跡-稲の声を聞く