福岡県朝倉市三奈木に「自然栽培米を通して日本を変えよう」という熱い想いを持つ松本一宏さんがおられます。
私が、この方を一言で表すならば「生粋の自然栽培米農家」です。
いつも私は農家さんの考え方を伺いますが、この方の考え方も生き方も自然栽培です。
「生き方が自然栽培って何だ?」ですが個性を認め合う調和の世界に生きてる人です。
伝わりにくいかもしれませんが、本当の自然栽培米農家にとって自然界の虫や雑草は、敵ではないんですね。
その考えは人間界も一緒なんです。
自分と周りの人の境界線を無くしている人。
伝わりますでしょうか?
人は、自分と自分以外に境界線を作ると争いが生じます。
それを自分の軸に持ってる方なんです。
あと松本さんが目指しているのは、丸い田舎社会です。
上下関係がはっきりあるピラミッドの関係でなく、どの個人も尊重される丸い関係。
今後どのような社会を作っていくのか、私が注目している農家さんの一人です。