自然栽培米の苗たちは
すくすくと育ってきています^^
今は15cmくらいですね。
自然栽培米の苗箱と
慣行栽培米の苗箱を見ると
見た目が少し異なります。
何が違うかというと
自然栽培米の苗の高さはバラバラなんです。
私たちの農家さんは
全て自家採種した種籾を使用するので
種籾に個性があるのですね。
これは
自然栽培に携わるとよく感じる事の一つです。
自然栽培は
均一を求める世界でなく
個性・多様性を認める世界だなと。
さて
今回は残りが少なくなってきた
縄田さんの自然栽培米をご案内いたします。
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▼「人の体が良くなる食べ物」を追求する人
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私が縄田さんと出会ったのは
3-4年くらい前です。
自然食を提供している方が
縄田さんを紹介してくれたのですね。
私は、いつも全ての農家さんに
「なぜ自然栽培米を作ろうと思ったのか?」と
伺っています。
私は、この答えによって
自然栽培米の純度が変わると思っています。
縄田さんの答えは
他の方とは少し異なりました。
縄田さんは農家になる前は
元療養食のコックだったのです。
縄田さんはアトピーや糖尿病を患った方を
担当する中で
「人の体が良くなる食べ物」を追求した結果
辿り着いたのが自然の食材だったといいます。
患者さんの体調が変化していくのを
目の当たりにしていたと言います。
縄田さんがこの経験から得たことは
「食で人の体は変わる」ということだったといいます。
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▼元療養食コックが辿り着いたお米
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縄田さんは紆余曲折を経て
農家になりました。
食材の大事さを体験として分かっていたので
無農薬・無肥料の
自然栽培米作りに取り組む事を心に決意しました。
私は
縄田さんの田んぼを見て
”さすがだな”と思いました。
田んぼに棲む生物達と
共生する環境を作っているので
病害虫の被害が発生しないのです。
どの分野も同じですが
自然との共生は今後大事なキーワードですね。
縄田さんの田んぼでも
6月末に田植えが始まりますが
毎年、近くの小学校の子どもたちが
手植えをしにきてくれます。
田舎ならではの
素敵な体験ですね^^
縄田さん曰く
子供達の楽しい雰囲気が苗に伝わるので
すくすくと元気に育って良いお米が収穫できるといいます。
元療養食コックの
縄田さんが作った自然栽培米をどうぞ味わってみてください。
【元療養食コックが辿り着いた縄田自然栽培米】
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