今朝は
今年一番の寒さだったんじゃないでしょうか。
(すみません、寒さに敏感で)

皆さんいかがお過ごしでしょうか。

ナチュラルスタイルの井田です。

先日、佐賀県唐津市にある
菜畑遺跡に行ってきました。

菜畑遺跡は、縄文時代の遺跡で
ずっと行きたかった場所でした。

なんと
2600年前の縄文時代晩期の
稲作水田の遺跡です!

私自身が
縄文時代の人々の生き方に興味があるので
まぁ楽しい時間を過ごしました^^

決して館内は広くありませんが
思いを馳せる時間を楽しんでいたら
3時間以上経っていました。

私の他に見に来ている人は
少なかったのですが
たぶん10人分は見ました(笑)

昔の人は、4m×5mほどの小さい水田を
多数管理をしていたみたいですね。

現代的にいうと
リスク分散できますね。
手作業だからできることですが。

今は、100m×10mの田んぼでも小さい方です。
機械化で効率的にするには
やはり1枚の田んぼが広い方が良いです。

やっぱり遺跡を回るのはおもしろいなぁ~

九州の縄文の遺跡を回った後は
北上しながら縄文の遺跡を巡りたいと思ってます。

さて、今回は
その菜畑遺跡の館内での
稲作の説明でも名前が出てきていた
日本在来種の「穂増(ほまし)」と「旭」のご案内をいたします。

———————-
▼日本の在来種「穂増」と「旭」
———————-
現在主流のお米はコシヒカリですが、
優良品種といわれるお米は
全て日本の在来種のお米が起源となっています。

前述した菜畑遺跡の館内をまわると
日本の在来種の稲の説明が出てきます。

そこでは
熊本では「穂増(ほまし)」
関西の方では「旭」が
日本の在来種米として名を連ねています。

今回は、
この日本の在来種「穂増」と「旭」を
自然栽培で育てる
熊本県球磨郡の桑原とも子さんのお米をご案内いたします。

私達は
「穂増」や「旭」を
日本に残していくことは
意義があると考えています。

多くの人は
日本の伝統品種なんだから
残した方が良いよねと思うかもしれません。

しかし、実際に
この2品種を作る人は非常に少ないです。

なぜならば
実際に作ってみると大変なんですね。。。

———————-
▼桑原さんの「穂増」と「旭」のこだわりとは!?
———————-
昔の在来種のお米は
背丈が高い傾向にあります。

そのため台風が来ると
すぐに倒れてしまいます。

この時点で、
在来種米を育てるには
無肥料であることが条件となります。

現代のように肥料を使用するとすぐ倒れます。

実際に
桑原さんの田んぼを見させて頂きましたが
なんとか倒れずに保っている感じでしたね。

そして
桑原さんの感心する点は
この「穂増」と「旭」を天日干しにしているんですね。
※「旭」に関しては、機械乾燥も用意しております。

私が桑原さんに
「よく天日干しにしますね」と言ったら
「昔の日本のお米だからやっぱり天日干しにしたお米をお届けしたいじゃない」と仰っていました。

さすが桑原さんだなぁと感心しました。。。

昔の日本の在来種のお米は
現代の主流のお米と異なり
淡白であっさりとしている傾向があります。

「穂増」と「旭」も
江戸時代、明治時代と
西日本を代表するお米でした。

昔の美味しいお米と
今の美味しいお米は異なりますが
昔の日本人が愛してきたお米をぜひ味わって頂ければと思います。

今、「穂増」と「旭」をご注文頂いた方には
桑原さんが漬けた「梅干し」を
桑原さんの氣持ちとして一緒にお届けしております。
(段ボールの隅に入れれる量なので多くはありません。無くなり次第終了となります。)

そちらもお米と一緒に味わって頂ければ幸いです。

桑原自然栽培米「旭」「肥後米穂増(ほまし)」は以下より!
https://oita-shizen-kome.com/kuwahara-kome

※次回発送は、来週金曜日11/25発送となります。